中国の滅亡は何時??、そして日本は!!

 中国では日本と戦うたびに王朝が滅んだ。
古くは、元寇(1281年)から87年後、元は滅亡(1368年)し、明が建国した。そして、秀吉による慶長の役(1597年)から47年後、明は滅亡(1644年)清が建国。
そしてまた日清戦争(1895)後、17年で清は滅亡(1912年)、中華民国が建国した。
さらに近くは、日中戦争(1945年)の4年後、中華人民共和国が大陸に成立(1949年)、国民政府は台湾に亡命政権を樹立した。
このように中国は、日本と戦うたびに、しかもその滅亡時期を早めながら王朝や政権は消えていった。(87年 ⇒ 47年 ⇒ 17年 ⇒ 4年 ⇒ ?)。
今後日中で紛争が起きれば、もっと短期間で中国は、滅亡するのであろうか。
しかもその時、中国は、周辺の植民地(自治区)を全て放棄、漢族だけの新しい中国が出現するのであろう。それとも日中間に何の紛争も起きることなく、新中国が建国されるのであろうか。

かたや、日米関係をみると、黒船の来航(1853年)により日本は、開国。近世武家政治が終焉すると共に近代が始まった。日本が近代国家に生まれ変わった要因は、この米国の開国要求にある。
そして太平洋戦争後、日本は、さらにレベルの高い近代国家、米国以上に文明の発展した国へと変貌した。日本の「近世の終焉と近代国家への発展」には、何時も米国が絡んでいた。

(九十九 肇)